健康ニュース         サンヨー連合健康保険組合提供

下記テーマを選んでご覧下さい
掲 載 日

 No42 リンパの流れを良くしよう!!

2021.4.15

 No41 ラジオ体操の健康効果について

2021.3.15

 No40 冬 で も ぽ か ぽ か 習 慣!

2021.2.15

 No39 新型ノロウイルス第3波

2021.1.14
 No38 気を付けて!『ノロウイルス』 2020.12.9
 No37 『口』からはじめる健康づくり 2020.11.12
 No36 「「あなたの目、乾いていませんか?」 2020.10.14
 No35 「「怒り」は世界を変える力になる!?〜アンガーマネジメント〜」 2020.9.16
 No34 「新型コロナウイルスに起因する"ストレス"に対処するには?」 2020.8.15
 No33 「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント」 2020.7.15
 No32 手軽にできる「健康づくり」 2020.6.15
 No31 「免疫力アップの鍵!」 2020.5.15
 No30 「新型コロナウイルス感染症について その3」 厚生労働省HPより 2020.4.15
 No29 「新型コロナウイルス感染症について その2」 2020.3.13
 No28 「新型肺炎、正しい情報で正しい行動を!」 2020.2.14
 No27 「決して甘くない高血糖!」 2020.1.14
 No26 「酒は百薬の長?」 2019.12.11
 No25  「楽しみ倍増!温泉の効能について」 2019.11.13
 No24 「インフルエンザ予防には早めの対策が効果的!」 2019.10.16
 No23 「9月でも要注意、夏バテ対策!」 2019.09.14
 No22 「気をつけて、食中毒!」 2019.08.07
 No21 「快適な睡眠で活き活き健康生活!」 2019.07.18
 No20 「腸から心と体を元気に!」 2019.06.12
 No19 「健康診断を受けられましたか?」 2019.05.15
 No18 「骨粗しょう症を予防しよう!」 2019.04.15
 No17 「血圧、そのままにしていませんか?」 2019.03.18
 No16 「湯船でゆったりバスタイム♪に潜む危険とは・・・」 2019.02.15
 No15 「咳にご注意!単なる咳ではないかもしれません・・」 2019.01.15
 No14 「正しく知って対策をしよう!〜ノロウィルス〜」 2018.12.12
 No13 「万病を招く「血糖値スパイク」を防ぎましょう!」 2018.11.15
 No12 「インフルエンザ流行に備えよう!」 2018.10.12
 No11 「"健康づくり "の秋到来」 2018.9.14
 No10 「夏場の脳梗塞に要注意!」 2018.8.7
 No 9 「夏の食中毒対策徹底しましょう!」 2018.7.15
 No 8 「水分不足にご用心!」 2018.6.15
 No 7 「健康診断を受けられましたか?」 2018.5.15
 No 6 「本当の美味しさ、感じていますか?」 2018.4.13
 No 5 「花粉症シーズン到来!」 2018.3.15
 No 4 「賢く選んで油を味方に!」 2018.2.15
 No 3 疲れた時には要注意!? 「帯状ほうしん」 2018.1.15
 No 2 新たな国民病『慢性腎臓病』とは? 2017.12.11
 No 1 『早朝高血圧』についてご存知ですか? 2017.11.15

No.42
リンパの流れを良くしよう!!

2021.4.15

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No.41
ラジオ体操の健康効果について

2021.3.15

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No.40
冬 で も ぽ か ぽ か 習 慣!

2021.2.15

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No.39
新型コロナウィルス第3波!

2021.1.14

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No.38
気を付けて!『ノロウイルス』

2020.12.9

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No.37
『口』からはじめる健康づくり

2020.11.12

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No.36
「あなたの目、乾いていませんか?

2020.10.14

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No.35
「怒り」は世界を変える力になる!?〜アンガーマネジメント〜」

2020.9.16

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No.34
「新型コロナウイルスに起因する"ストレス"に対処するには?」

2020.8.15

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No.33
「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント」

2020.7.15

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No.32
手軽にできる「健康づくり」

2020.6.15

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No.31
「免疫力アップの鍵!」

2020.5.15

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No.30
新型コロナウイルス感染症について その3」

2020.4.15

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No.29
新型コロナウイルス感染症について その2」

2020.3.13

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No.28
新型肺炎、正しい情報で正しい行動を!」

2020.2.14

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No.27
決して甘くない高血糖!」

2020.1.14

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No.26
酒は百薬の長?」

2019.12.11

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No.25
楽しみ倍増!温泉の効能について

2019.11.13

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No.24
インフルエンザ予防には早めの対策が効果的!」

2019.10.16

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No.23
9月でも要注意、夏バテ対策!」

2019.09.14

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No.22

「気をつけて、食中毒!」

2019.08.07

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No.21
「快適な睡眠で活き活き健康生活!

2019.07.18

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No.20
「腸から心と体を元気に!」

2019.06.12

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No.19
「健康診断を受けられましたか?」

2019.05.15

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No.18
「骨粗しょう症を予防しよう!」

2019.04.15

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No.17
「血圧、そのままにしていませんか?」

2019.03.18

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No.16
「湯船でゆったりバスタイム♪に潜む危険とは・・・」

2019.02.15

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No.15
「咳にご注意!単なる咳ではないかもしれません・・」

2019.01.15

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No.14
「正しく知って対策をしよう!〜ノロウィルス〜」

2018.12.12

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No.13
「万病を招く「血糖値スパイク」を防ぎましょう!」

2018.11.15

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No.12
「インフルエンザ流行に備えよう!」

2018.10.12

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No.11
「"健康づくり"の秋到来」

2018.9.14

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No.10
「夏場の脳梗塞に要注意!」

2018.8.7

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No. 9
「夏の食中毒対策徹底しましょう!」

2018.7.15

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No. 8
「水分不足にご用心!」

2018.6 .15

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No. 7
「健康診断を受けられましたか?」

2018.5.15

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No. 6
「本当の美味しさ、感じてますか?」

2018.4.13

 皆さんは普段、食事を味わって食べていますか?子どもの味覚に関する調査では、およそ3割が「味
 覚」を正しく感じとることができていないという結果が出ています。
 そこで今回は『味覚の異常』に関するお話です。

◆味を感じる仕組み

 健康な舌の表面には、味を感知する「味蕾(みらい)」という小さな器官が7千〜1万個存在していま
 す。味蕾は新陳代謝が非常に活発で、「亜鉛」の働きにより、7〜10日間で新しい細胞と入れ替わり
 ます。1つの味蕾で、甘味、塩味、酸味、苦味、旨味の全てを感じることができ、味蕾で感知した味
 は、神経を介して脳に伝えられます。そのため、舌や脳、神経のどこかに何らかの問題があると、味
 覚に異常が現れることがあります。

◆味覚の異常とは?

  味覚の異常として、次のようなケースがあります。

 @味が薄く感じられる(徐々に進行すると自分では気づきにくい)、
 A味が全くわからない(甘味、塩味、酸味、苦味、旨味を感じない)、
 B本来の味とは違う(塩辛いものを苦く感じるなど)、
 C口の中に何もないのに味がする(苦味や甘味などの味を感じる)、
 D嫌な味に感じられる(金属味や渋味など)

  思い当たる症状はありませんか?

◆日常生活の中で考えられる原因

 味覚の異常の多くは、亜鉛不足により、味を感知する味蕾の数が減少することによって起こると言わ
 れています。そして、亜鉛不足の原因としては主に次のものが考えられます。
 
 <偏った食生活>

  亜鉛は体内で合成されないため、食品から摂取する必要があります。偏食やダイエットなどにより
  亜鉛の摂取量が不足したり、加工食品に含まれる食品添加物によって亜鉛の吸収が妨げられると、
  亜鉛不足に陥りやすくなります。子どもの味覚の低下も、このような食生活の偏りが影響している
  と言われています。

 <薬の副作用>

  亜鉛は様々な薬の作用で体外に排泄されてしまうことがあります。身近なものでは、降圧薬や抗ア
  レルギー薬、解熱・鎮痛薬などが味覚に異常をきたす原因となり得ます。

 <疾患によるもの>

  貧血、消化器疾患、糖尿病、肝臓病、腎臓病などがあると亜鉛不足になりやすいと言われています

  その他、味蕾は年齢と共に数が減少してくるため、高齢になると味覚が衰えてきます。

◆亜鉛不足の解消法

 亜鉛不足による味覚の異常が考えられる場合は、次のポイントに気をつけましょう。

  @亜鉛を多く含む食品を摂る

   日本人の亜鉛の平均摂取量は必要量の半分程度と不足しやすいため亜鉛を多く含む食品を積極的
   に選ぶようにしましょう。
   亜鉛は、牛肉、レバー、乳製品、牡蠣、いわし、うなぎ、しいたけ、海藻類、緑茶などに多く含
   まれています。また、亜鉛の吸収を良くするビタミンCを多く含む食品(野菜、果物)を組み合
   わせるのも効果的なため、主食や主菜と一緒に野菜類たっぷりの副菜を食べることも意識してい
   きたいですね。

  A加工食品を控える

   インスタント食品やレトルト食品、ファストフードなどの加工食品の摂取が多い方は、食品添加
   物による亜鉛の不足に注意が必要です。

  Bアルコールは適量を守る

   肝臓がアルコールを分解するために、大量の亜鉛を必要とします。アルコールは適量を守り、お
   つまみには亜鉛を含む食品を取り入れるようにしましょう。

◆最後に

 一人で食事をすることが多い方は、なかなか味覚の異常に気付かず、症状が悪化してしまうことがあ
 ります。食事を味わい、少しでも味覚に異常を感じたら、かかりつけの主治医に相談するか、耳鼻咽
 頭科を受診し、検査をしてもらいましょう。また、味覚を鍛えるために、味の濃い加工食品は控え、
 素材の味を活かした薄味の食事を心がけることも大切です。健康管理のためにも、味覚を保ちながら、
 毎日の食事を美味しくいただきたいですね

 以上

No. 5
「花粉症シーズン到来!」

2018.3.15

 スギ花粉のピークを迎える時期になりました。2018年春のスギやヒノキの花粉飛散量は、全国的に2017年春より多くなると予測されていますが、対策は万全でしょうか?
 そこで今回は『花粉症』に関するお話です。

◆花粉症の人は増加している?!

 現在、国民病といわれている花粉症ですが、その患者の割合は日本人の約25%といわれています。しかし、花粉症は意外にも戦後に報告された比較的新しい病気で、次の理由で増加したといわれています。

  ・スギ花粉の増加
  ・排気ガス・大気汚染
  ・住宅・オフィス環境の変化(通気性の少ないダニ・カビの温床)
  ・食環境の変化(高タンパクや高脂肪の食生活)
  ・不規則な生活リズム・ストレスの多い生活

◆治療法は?

 〜対症療法〜

   花粉症の治療には、症状を抑える「対症療法」と、完全に治す「根治治療」があります。強く出てい
  る症状に応じて、まず対症療法である薬物療法(点眼、点鼻薬、内服薬)を行い、薬が効かない場合
  は手術が検討されます。

  ・くしゃみ・鼻水…抗ヒスタミン薬 ヒスタミン(化学伝達物質)による刺激を抑制し、くしゃみや鼻
   水を抑える内服薬。 即効性はあるが、眠気が出ることがある。

  ・鼻づまり…抗ロイコトリエン薬 ロイコトリエンという鼻づまりの原因物質を抑える内服薬。 花粉
   症初期から投与を始めるのが効果的。

  ・くしゃみ・鼻水・鼻づまり…鼻噴霧用ステロイド薬 花粉症の鼻や目の症状全般に効果がある薬。ス
   プレータイプで1日に決められた回数、鼻の中に噴霧する。副作用は極めて少ない。

  ・目のかゆみ…点眼薬 目に症状があらわれている場合に使用する。眼圧の上昇に注意が必要。 花粉飛
   散開始2週間前より投与するのが一般的。

  ・検査で異常がなく、薬が効かない場合…鼻粘膜焼灼(しょうしゃく)手術 レーザーで鼻の粘膜を凝固
   させ、アレルギー反応が起こる部位を減らす。

 〜根治治療〜

  根治治療としては、次の2つの方法があります。

   『皮下免疫療法』

   花粉の抽出液を段階的に濃度を上げて注射し、身体に花粉を慣らしてアレルギー反応を抑制する治
   療法。最低月1回の受診・注射が必要で、最低2年間の継続的治療が必要。

  『舌下免疫療法』

   舌の下に花粉のエキスを置き、2分間保持  したあと、飲み込み、アレルギー反応を抑制する治
   療法。ここ数年で普及した新しい治療法で、自分でできるので続けやすいのが特徴。皮下免疫療法
   と同様、最低月1回の受診が必要で、最低2年間の継続的治療が必要。

◆最後に

 花粉シーズンは始まったばかりです。花粉症の方には、つらい季節ですが、ご自身に合った治療法を見つけて、頑張って乗り切りましょう。

 以上

No. 4
「賢く選んで油を味方に!」

2018.2.15

 調理で使用する油にも、様々な種類があります。きっかけがなければ、毎回同じものを選びがちですが、特徴を知って賢く選べば、実は油も健康管理の味方になります。
 そこで今回は、『油の種類』に関するお話です。

◆見える油脂と見えない油脂

 食用のあぶらは、常温で液体の油と、常温で個体の脂に分けられ、あわせて油脂と呼びます。そして、私たちが日頃摂取している油脂には、植物油やバターなどの「見える油脂」と、肉や魚、乳製品、菓子類などの含まれている「見えない油脂」があります。日本人の摂取割合では、「見える油脂」は20パーセント程度で、「見えない油脂」は80パーセント程度と言われています。「見えない油脂」は特定の食品に偏らず、摂り過ぎないように注意しながら、「見える油脂」は目的に応じて賢く選び、健康管理に役立ていくことが必要です。

◆注目の油、話題の油

 油の健康効果に着目して、注目の油や話題の油をいくつかご紹介します。

【ごま油】

 強い抗酸化作用でがんや老化、動脈硬化を抑制するリグナンを多く含む酸化しにくい油。特有の
 香ばしい香りと濃厚なコクが特徴で、加熱にも強いため、炒め物や揚げ物、ドレッシングなど幅
 広く利用できる。

【オリーブ油】

 血液中のLDL(悪玉)コレステロール低下作用があるオレイン酸を多く含み、酸化しにくい油。
 エクストラバージンオイルは一番絞りで風味が高く、ドレッシングやマリネにお勧め。ピュアオ
 イルは炒め物や揚げ物に。

【ココナッツオイル】

 体内でエネルギーとして利用されやすい中鎖脂肪酸を多く含むため、体脂肪として蓄積しにくい。
 炒め物やお菓子作りにバターの代わりに使うと良い。

【エゴマ油】

 シソ科の植物、エゴマの種子からとる油。血液中のコレステロールや中性脂肪値の低下、動脈硬
 化予防、アレルギーを抑制するa−リノレン酸を多く含む。酸化しやすく、独特の風味があるため、
 ドレッシングや和え物などに少量使用するのがお勧め。

 油も種類によって含まれる成分が違うため、基本となる油(サラダ油、キャノーラ油など)を決め、その他2〜3種類組み合わせて使用していくと、脂肪酸のバランスも良くなると考えられます。

◆油を使用した調理のポイント

 油を使用した調理では、油のコクや香りが加わることで、塩分控えめでも美味しく仕上がるというメリットがあります。一方、油は1グラム当たり9キロカロリーと、炭水化物やたんぱく質と比較してエネルギーが高いため、使用量には注意が必要です。また、油は酸素や光、熱、金属などの影響で、過酸化脂質を生成します。過酸化脂質は、がんや老化、動脈硬化を促進するなど健康に害を及ぼすことがあるため、油の保管や使用法にも注意が必要です。

◆最後に

 世界での油の歴史として、エジプトピラミッドから油脂を使用した痕跡が発見されるなど、人類は数千年以上も昔から、油を利用していることが分かっています。日本でも、日本書記に「ハシバミの実から油をとった」という記述が残されていますが、当時の油は、限られた階層の人のものでした。 現在は、様々な種類の油が流通していますが、正しい知識をもって、毎日の食卓に賢く取り入れたいものですね。

 以上




No. 3
疲れた時には要注意!?
『帯状ほうしん』

2018.1.15

 年末年始と忙しい日々を過ごしておられた方も多いのではないでしょうか。 そのような疲れがたまりやすいときに注意してほしい病気があります。
 今回は『帯状ほうしん』に関するお話です。

◆帯状ほうしんについて

 帯状ほうしんは、多くの人が子どものときにかかる水ぼうそうのウイルス(水とう・帯状ほうしんウイルス)によって起こる病気です。このウイルスは、水ぼうそうが治った後も身体の神経節と呼ばれる部分に潜んでいて、免疫力が低下したときに活動を再開し、帯状ほうしんを引き起こします。
 以前は高齢者に多い病気でしたが、最近では若い年代にも増えているといわれています。

◆症状と経過

 帯状ほうしんになると、神経の流れに沿った帯状の赤いはん点や水ぶくれといった皮膚の症状とともに痛みが起こります。

【経過】

  1. 皮膚にチクチクするような痛みやかゆみなどが現れます。帯状ほうしんは胸やお腹、背中に起こることが多いですが、顔や手足など全身いずれの場所でも発症します。

  2. 痛みを感じた場所にブツブツとした赤いはん点ができ、水ぶくれとなって帯状に広がります。

  3. 水ぶくれがかさぶたとなり、皮膚の症状はおさまります。ほとんどの場合、皮膚の症状が消えるとともに痛みも無くなります。

 このような症状は身体の左右どちらか片側だけに起こり、1度に2ヶ所以上の場所に現れることはほとんどありません。痛みが起こり始めてから“かさぶた”が治るまでは約3週間から1ヶ月程度かかります

〜痛みが消えない?!〜

 炎症が強く神経が傷ついた場合は、皮膚の症状が消えても痛みが消えずに、痛みが慢性的に続く「帯状ほうしん後神経痛」に移行することがあります。

◆原因と予防

 帯状ほうしんは、身体の免疫力が低下することで起こります。免疫力が低下する原因には、過労や大きなストレス、ケガ、病気などがあります。無理をしないで栄養と睡眠を十分にとり、規則正しい生活を心がけて免疫力の低下を防ぐことが大切です。

◆治療

 ウイルスの増殖を抑制する「抗ウイルス薬」と、痛みを和らげる「消炎鎮痛薬」が代表的な治療方法で
尚、帯状ほうしんの痛みは、冷やすとかえって強くなるため、なるべく温めるようにします。

 早期に治療を行うことは症状の悪化を防ぎ、皮膚や神経のダメージを軽くすることに繋がります。「帯状ほうしんかも?」と思ったら、できるだけ早く皮膚科を受診して、治療を始めるようにしましょう

◆最後に

 免疫力が低下した状態は、帯状ほうしんの他にも病気や体調不良などを引き起こしてしまうこともあります。忙しい日々の中でもしっかり休息をとり、疲れをためないようにしていきましょう。

 以上





No. 2
新たな国民病『慢性腎臓病』とは?

2017.12.11

 慢性腎臓病をご存知ですか? 様々な要因で腎臓の障害が慢性的に続く状態を指します。日本では成人の約8人に1人が慢性腎臓病と推計されています。慢性腎臓病はゆっくり進みますが、悪化すると機能の回復は困難で、腎不全へと進行します。そのため、早期発見、早期治療が大切な病気です。
そこで、今回は『慢性腎臓病』に関するお話です。

◆腎臓はどんな臓器なの?

 腎臓は腰の少し上の背骨を挟んで左右に1つずつ、計2つあります。1つの腎臓にはネフロンという血液のろ過装置が約100万個あり、その1つ1つで尿が作られ、血液中の老廃物や不要物を余分な水分とともに排出しています。その他にも、@尿を作る過程でイオンバランスを調整し体内環境を一定に保つ、A血圧を調整する酵素を分泌する、B赤血球をつくる造血因子を分泌する、C骨の維持に必要なビタミンDを活性化するなど、重要な働きをしています。
腎臓のおかげで、多少の暴飲暴食をしても体重は一定に保たれ、体は正常な状態に保たれていると言っても過言ではありません

◆症状と診断は?

 初期には自覚症状はありません。病気が進行すると、夜間尿、貧血(立ちくらみなど)、倦怠感(だるい、疲れやすい)、浮腫、息切れなどの症状が現れます。これらが自覚されるときには、すでに病状がかなり進行している場合が多いといわれています。体調の変化だけでは早期発見は難しいのです。
早期発見のためには、定期的に健康診断などで尿蛋白の有無や血液検査で血清クレアチニン値(筋肉でつくられる老廃物の1つで、腎臓から排出されるため腎臓のろ過機能の指標)を調べることが重要です。

◆主な原因は? 〜生活習慣病に注意〜

 糖尿病、高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症などの生活習慣病や、慢性糸球体腎炎(IgA腎症など)があげられます。特に、過食と運動不足によって内臓脂肪が蓄積した内臓脂肪型肥満に、高血糖、高血圧および脂質異常の2つ以上を合併したメタボリック症候群の方は、注意が必要です。

◆進行したらどうなるの?

 慢性腎臓病があると、脳卒中や心筋梗塞などの心血管病を発症しやすくなると言われています。なぜなら、その危険因子である高血圧症や糖尿病、脂質異常症などは、動脈硬化を促進し、心血管病の原因と共通しているからです。
病気が進行して腎不全になると、体内から老廃物を除去できなくなり(=尿毒症)、最終的には透析療法や腎臓移植などの腎代替療法が必要になります。末期腎不全による透析患者数は2014年には32万人に達しており、早期発見、早期治療で腎不全を未然に防ぐ必要があります。

◆予防法は?

 予防にはまず、発症のリスクとなる生活習慣の改善が大切です。 適切な食事量と運動で肥満を予防し、規則正しい生活を送りましょう。
また、過度の飲酒を控え、禁煙に努め、鎮痛薬などの多用もやめましょう。すでにリスクのある方は、定期+-的に健康診断等で、腎臓機能の経過をみていきましょう。生活習慣病で通院中の方は、主治医の指示に従い、しっかり治療に努めてください。

◆最後に

 大切なことは生活習慣病を予防すること、定期的に健康診断の尿検査や血液検査で腎臓機能をチェックすることです。重要な臓器である腎臓を守って、健康な生活を送りましょう!

 以上





No. 1
『早朝高血圧』についてご存知ですか?

2017.11.15

 高血圧が心筋梗塞や狭心症、認知症や慢性腎臓病などを引き起こすことは知られていますが、なかでも早朝の高血圧は見逃されやすく病気の関連も注目されています。
 そこで、今回は『早朝高血圧』に関するお話です。

◆早朝高血圧とは?

 血圧は一日中一定ではなく、運動や入浴時、痛みや興奮、ストレスがあったときなど活動や刺激、感情等によって一時的に上昇しています。また、1日の中でも変動しており(日内変動)、一般的には、夜寝ている間は低く、朝起きて活動を始めると心臓から送り出される血液量が増えるため、朝から昼にかけて自然に上がっていきます。しかし、早朝に血圧が急上昇してしまう場合があり(=早朝高血圧)現在注目されています。
 早朝高血圧は、起床後1時間以内に家庭で測定した上の血圧が135mmHg以上、または下の血圧が85mmHg以上を基準として診断されます。 外来の診察室で測定すると正常で、治療を受けている場合でも血圧がうまくコントロールされているようにみえるため、見過ごされやすいと言われています。

◆早朝高血圧の危険性

 早朝に血圧が急上昇する方や、日によって血圧の上がり方が異なる方は血圧が非常に変動しやすいと考えられています。とくに早朝には脳卒中や心筋梗塞などの発症が多く、早朝高血圧は脳や心臓、腎臓すべての心血管疾患のリスクと有意に関連していると言われています。また、これらの疾患は症状もなく気付かないうちに発症するため、非常に危険です。
 なお、早朝高血圧は寒さも関係していることがあり、寒い朝は血管が収縮し血圧が上がりやすいため、特に危険です。運動は血圧を上げるため、寒い朝の実施は出来るだけ避けるなど注意が必要です

◆早朝高血圧が起こる原因

 早朝高血圧の原因はさまざまですが、次のようなケースが影響しています。

 ◎高血圧の服薬治療が不十分
  降圧剤の効果が十分に得られておらず、薬の効果が翌日の朝まで持続していない。
 ◎糖尿病や腎臓病、睡眠時無呼吸症候群などの持病がある
  自律神経の障害と関連があるため、夜間も血圧が下がらず早朝に高血圧の状態になりやすい。
 ◎睡眠不足やストレス
  自律神経の障害を起こしやすい睡眠不足や質の悪い睡眠、ストレスなどが血圧に関連し、休日
  明けの朝は血圧が上がりやすいという研究報告もある。
 ◎喫煙・飲酒
  喫煙は血管を収縮させ、吸っている間は血圧を上昇させる。また、過度な飲酒は睡眠の質の低
  下や脱水などを引き起こし、翌朝の血圧を上昇させる。

◆早朝高血圧の対処法

 ◎寒さへの対処
  足の冷えを避けるため、お風呂にゆっくり浸かる、夜にストレッチを行う、睡眠用の靴下を着
  用するなどで身体を温めましょう。また、朝は目覚めてすぐに立ち上がることや朝風呂、冷た
  い水での洗顔は避け、トイレや脱衣所、浴室内(シャワーを浴びる場合)なども暖かくしてお
  くことをお勧めします。さらに、早朝に外に出るときは着込んでおくことを忘れないようにし
  ましょう。
 ◎普段から高血圧を予防する 肥満の解消、減塩や血圧を下げる食品(野菜、果物、塩分の少ない
  魚)などを意識して摂る、節酒・禁煙、適度な運動(例:心拍数100〜120拍/分になる早歩き)
  、生活リズムを整えるなど、日頃から生活習慣の改善を行うことが大切です。

◆最後に

 脳卒中などの血管障害は痴呆や寝たきりの原因になり得るため、 高血圧を防ぐことが重要です。末永く健康的な生活を送るために、 家庭での血圧測定を行い、ご自身の血圧の状態を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。そして、その結果に応じて治療や 生活習慣の改善を行っていきましょう。

 以上